県外から福井へ

みんなに助けてもらいながら歩んだ女将の道


久々子地区 海辺の宿 浪路(なみじ)

女将 橋本 千賀子さん

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INTERVIEW

結婚後すぐ女将に

久々子(くぐし)の海岸まで徒歩数秒、目の前に海水浴場が広がる海辺の宿 浪路(なみじ)。

女将の橋本 千賀子さんは愛知県の出身で、親戚のすすめもあり、短大2年生(20歳)の時にご主人とお見合いをしました。ご主人は10歳年上で年齢差もあったけれど、周囲のすすめであれよあれよとことが運び、半年後には結婚という、今でいうスピード結婚でした。

女将さんがお嫁に来たときはすでに宿は繁盛しており、当時はご主人のお母さんが宿のきりもりをしていました。千賀子さんが嫁ぎ、お姑さんはすぐに引退し、宿のきりもりは千賀子さんが受け継ぐことになったそうです。

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INTERVIEW

女将への抵抗感はなかった

女将さんのご主人は当時、板場さんの仕事をしており、旅館の仕事はご主人のお姉さん達も一緒でした。宿の規模が大きいため、たくさんの人と一緒に宿を動かしている感じ。女将になったという感覚はあまりなく、接客や宿仕事に関しても抵抗なく受け入れられたそう。さらにお宿と平行して、食事もでき、美浜のお土産品を取りそろえたドライブイン「千鳥苑」をご主人がオープンさせました。


宿仕事はそれぞれの責任感で

北陸最大級のドライブイン千鳥苑は、新鮮な海の幸を使ったバイキング、若狭美浜の名産品を集めたお土産の数々、天然温泉をひいた足湯、さらにご主人が手掛けた若狭の地ビール工場など、美浜を訪れたら一度は立ち寄りたい場所。女将さんはお宿のきりもりに加え、ドライブインも気にかけねばなりません。ドライブインの規模が大きくなり、たくさんの従業員が必要。なので、人手不足の時の従業員確保が大変。その後も順調に忙しくなり、不安な時もあるけれど、責任をもって仕事をしてくれる従業員に囲まれ、助けてもらいながら前に進めていると話します。


仕事を従業員に「任せる」ことで自分自身の仕事もできる。「女将!!」という気取りなく、腰が低くて気さくな千賀子さん。素敵な女将さんです。

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INTERVIEW

海辺の宿 浪路


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