小さい時から身近で見ていた宿仕事

母から受け継いだ民宿


日向地区 美芳屋

女将 宮下 悦子さん

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INTERVIEW

どのお部屋からも若狭湾が見下ろせるオーシャンビューが自慢の美芳屋。この宿の女将、宮下 悦子(みやした えつこ)さんは、長年会社勤めをしていました。美芳屋は悦子さんのお母さんが始めた宿で、ご両親がきりもりをしていました。


明るく積極的な悦子さんのお母さんは、とても楽しそうに民宿をしていましたが、どちらかというと静かな性格の悦子さんにとっては、民宿の仕事はあくまでお手伝い感覚。結婚して子どもができてからも、会社勤めをしていました。しかし、お母さんもお年を召し、もうそろそろ跡を継いでほしいと言われて会社を辞めたのは、子供も手が離れた50歳を過ぎてからでした。


それでもまだまだ元気なお母さんを頼りに民宿を続けていましたが、お母さんが亡くなったあとはもう自分がやるしかなくなってしまいました。お母さんが亡くなり、しばらくは寂しさも手伝って民宿を開くことはできずにいましたが、母が残してくれた民宿をなくすわけにはいかないと、再開する決心をしたそうです。

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INTERVIEW

悦子さんが子供のころは、家の仕事を手伝うことが当然だった時代。民宿仕事を身近に見て、宿仕事はよく分かっていましたし、お母さんがいた時と同じように、同じように・・・頑張りました。けれど、体調を崩し、民宿を続けることが難しいと思うこともあったそうです。病後の経過は良く、会社の定年を迎えたご主人も、旅館の仕事を手伝ってくれるようになりました。

ご主人は主に魚の仕入れや料理の下ごしらえなど、悦子さんをサポートしてくれる頼れる存在。夫婦できりもりする美芳屋は、ゆったりとした時間を過ごすことが出来る素敵なお宿。離れへの小路の柵、花の手入れがされた美しい庭。目の前に広がる海、自然豊かな山の景色を眺めながら、新鮮な旬のお料理はもちろん、季節限定のカニ料理やフグ料理の数々も味わえます。

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INTERVIEW

美芳屋


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