信頼の料理と心遣い

漁師が目利きした料理で思い出に残る旅を


丹生地区 旅館中村屋

女将 中村 和子さん

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INTERVIEW

女将業への覚悟

新鮮な海の幸を使った料理が自慢の旅館の中村屋。定置網を旅館自らが持つ漁師の宿です

。敦賀出身の若女将は、隣町とはいえ、丹生地区の事はよく知らなかったそうですが、結婚の時には、旅館をやっているのも分っていたし、若女将になる事は決まっていたのに、「気楽に来てしまった」そうです。3歳年下のご主人と、お姑さんである大女将との仕事ってしんどくないんですか?と不躾に聞くと「遠慮とは逆で、未だに大女将に頼りすぎてるから反省するくらい」。大女将との歳の差は、わずか18歳。「いつも姉妹と間違われるんです」今まで一度も姑と嫁とは言われたことはないんですって。嫁、姑の関係より、旅館経営の同志という感覚のようですね。

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INTERVIEW

家族連携あっての中村屋

中村屋の料理の献立を担当しているのは、大女将と女将。各コースのプランをその日に採れた魚介を見ながら決めるそうです。でも、最終確認はご主人。ご主人は、以前は地元の信用金庫に勤めていました。その経験も生かし、経営の資金繰りから、漁師業、献立の確認までご主人がきちっと管理。

「年下感は一切なく、とても考え方がしっかりしていて頼りがいがあります」。サラリーマン時代には、中村屋の仕事を手伝ってくれるとはいえ、部外者的な立ち位置でしたが、今は立派に旅館の主人。「勤めていた時もやりがいを感じていたのは伝わっていたけど、漁師、釣り船など、自然の中で働いている今の方が主人にとっていい気がする。」と、ご主人の体調も気遣いつつ、一方で、家族一緒に仕事をする安心感のようなものが感じられました。

スーパーでもデパートでも、通販でも手に入らない、「その日に採れた魚」「鮮度の良さ」が自慢の中村屋。季節ごとの海の幸が堪能できる素敵なお宿です。

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INTERVIEW

旅館中村屋


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