満足を叶える

時代に合ったおもてなし


丹生地区 民宿はまよし

女将 濱野 香澄さん

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INTERVIEW

山から海へ

同居への決意

丹生地区にある民宿はまよしの女将、濱野 香澄さん。丹生は入り組んだ地形の湾にあることから、他の海岸線にに比べて風が抑えられ、穏やかな地域です。「奥座敷といった感じで何もないところだけど」とちょっとはにかんだ笑顔の香澄さん。

香澄さんは岐阜県生まれ。敦賀に移り住む6歳までは、高山から20分ほど走った山間部に住んでいたそう。夏になると、海の代わりに川で泳いでいた記憶がある。まさか山間部に住んでいた自分が将来、漁師へ嫁ぐとは、予想もできないことでした。

20歳の時にご主人と結婚。敦賀に拠点を置いていましたが、ご主人の実家である丹生へ引っ越すことになり、義父義母との同居生活が始まりました。

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INTERVIEW

大事にしたい女将の心得

民宿を継いで40年。ご主人の仕事は遊漁船なので、釣りなどのお客様をおもてなしする仕事。民宿の料理で使う魚は、香澄さんが地元から仕入れてきています。とれたて新鮮な魚を提供できるのが自慢。

嫁いだ当初は、田舎に嫁ぐこと、同居をすることへの不安があったそうです。でも、住めば都。「両親との絆みたいなもんができるんかなぁ」同居していくうちに、情が沸いて一緒にいれるようになっていったそうです。

香澄さんが女将として大事にしていること。それは「きめ細やかな接客」。常に、お客様目線に立つ事を心がけ、冷めた料理を出すより、食べる直前に出せた方が喜ばれると香澄さんは考えます。昔は、観光客を全部屋受入れて忙しくしていたそうですが、今は、自分が出来る範囲で予約を受けて、お客さまにいかに満足してもらうかを重視しています。

女将の仕事に誇りを持ち、お客様第一に考える姿勢が伝わってきます。民宿はまよしでは、お客様のお持ち込みでの「浜のバーベキュープラン」が好評です。時代に合わせ、自分の体力に合わせ、お客様へのおもてなしは精一杯。40年の女将人生は、これからも伸びていきます。

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INTERVIEW

民宿はまよし


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