一期一会を大切に

旅館たなべのおもてなし


早瀬地区 旅館たなべ

女将 田辺 和美さん

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INTERVIEW

旅館たなべと女将の魅力

緑の髪の女性。もしかしたらちょっと怖い人なのか?早瀬地区にある旅館たなべの目印は、玄関にある可愛い魚の看板です。玄関で出迎えてくれる女将の和美さんに初めて会った時、言葉に出さずとも、そんな風に思ってしまいました。話してみると、さっぱりとした性格で全然怖い人じゃない(笑)「エエやろ?初対面の人は皆、髪の毛にびっくりするんやわあ~」とけらけらと笑う和美さん。

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INTERVIEW

旅館と共に歩んだ思い出

娘さんが高校生の頃、旅館たなべの看板が緑色だったこともあり、旅館のイメージカラーと同じ緑色に染めたのが、緑の髪の始まり。その後は赤や黄色、オレンジにもチャレンジし、7年ほど前からは、おなじみの緑色が定着したそうです。旅館たなべはご主人のご両親から受け継ぎました。和美さんは同じ早瀬地区で生まれ、女将さんのご実家もまた旅館を営んでいたそう。旅館の仕事は小さい時から身近に見て知っていたので、旅館に嫁ぐことには不安な気持ちはなかったそうです。そのご主人を数年前に亡くし、今は娘さんにも手伝ってもらって、2人で旅館たなべをきりもりしています。


旅館の仕事が天職

和美さんの朝は早く、4時起き。旅館の営業日もお休みの日も変わらず、ほぼ同じ時間に起きるそう。1日の始まりは仏様へのお供えから。それから旅館の朝ご飯の用意。日中はもちろん旅館の掃除や宿泊の準備をし、夕方からは旅館の女将に戻り準備が始まります。ご主人と一緒に旅館を切り盛りしていた時は、魚をさばくのはご主人が担当で、和美さんは干物担当。ご主人亡き後、今では料理全般、魚も手際よくさばけるようになり「この仕事が私の天職。毎日が楽しく充実している」と。

お休みの日は、営業日よりも少しゆったりとテレビを見てくつろぎの時間を楽しむことも。小さい頃からなじみの旅館仕事、知っているだけに大変さも人一倍分かっている、この仕事は1人では絶対にできないと話します。飾らず、気さくな女将さんは実はおしゃべりが苦手。だけど、旅館に泊まりに来てくれるお客様と一緒に話し、またお酒をかわすと自然とテンションも上がり、楽しいひと時を共有します。悲しいことも苦しいことも、楽しいことも嬉しいことも、女将の仕事とともにあります。

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INTERVIEW

旅館たなべ


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