心を込めた接客が自慢
明るく話し上手な女将が迎える漁師宿
丹生地区 漁師の宿 かつみ屋
女将 山瀬 亜由美さん
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バスガイドから女将への転身
若狭の美しい海を一望できる「かつみ屋」さん。女将の亜由美さんは敦賀の市街地から敦賀半島の反対側の丹生へと27歳の時嫁いできました。嫁いだ当初はまだ道が悪く、雪の日は市街地と行き来できないくらいで、何もかもが不便だったそうです。トンネルが通ってからは交通の便も良くなり「今では“住めば都”ですね」と笑顔で話してくれました。
結婚が決まる前から旦那さんの実家が民宿だった事は知っていたし、民宿を手伝うことは決まっていたので抵抗はなかったそうです。亜由美さんの前職はバスガイド。「サービス業には自信があったんです。接客の仕事なら『できる』と思っていたので抵抗なかってん(笑)」バスガイド時代は4時に起床して就業時間が22時など勤務時間が長く、体力勝負
、土日勤務など大変な経験をしたからこそ、民宿の仕事は全然苦ではなかったそうです。
お客様ファーストの取り組みで
口コミの評判が上昇
リニューアルされた館内のデザインは、亜由美さんが描くイメージを大工さんと共に作り上げたもの。「綺麗なことはもちろん、よりお客様の要望に応えたい」と、膝が悪いお客様のためにお座敷にテーブルと椅子のスタイルを取り入れ喜ばれています。「テーブルの生活に慣れている現代に合わせて、民宿も合わせていかないとね」と女将の気遣いが、お客様の心を掴んでいるのでしょう。
これから先の夢は、「常連さんにはずっと来ていただけたら嬉しいし、新しいお客様にも来ていただきたい。お客様になぜうちに来られたんですか?と聞くと、地元の方からの「口コミ」で来てくださる方も多いんです。
「かつみ屋さんいいよ〜」って紹介していただけるのは、ありがたいことですね。」元気いっぱい笑顔いっぱいの亜由美さん。これからも、とびっきりの笑顔と通りのいい声で「いらっしゃいませ~♪」
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